産後のむくみや出血、緩んだ体形をいち早く回復させるための最重要ポイントと対処法をご紹介します。
ファンが驚いたあるタレントさんの脅威的な回復力の裏側
産後1ヶ月目に妊娠前のジーンズが履けるようになったと言って美しいスリム体型を披露したあるタレントさんは、出産直後はむくみがひどく、更に病院の処方でも止まらない出血で悩まされていましたが、当院独自の骨盤調整2回目にしてむくみと出血に変化が現れ、1週間内には完全に回復しました。
トレーナーでもあるご本人の自助努力と相まって、今では体形が完全に元通りになりこれまで通りの活動を続けておられますが、この記事では、その驚異的な回復力の裏側で何が起きていたのか、産後の諸症状で悩まされている方が何をすれば良いのか、そして更に、将来の婦人科疾患を予防するための最重要ポイントをご紹介します。
子宮周りの構造と内部環境
まずは、子宮を包み込んでいる骨盤の構造と
内部環境についてご説明させていただきます。
子宮は骨盤内の下方にあって、骨盤を形成している「仙骨」と「腸骨」に付着しているいくつかの靱帯によって支えられており、骨盤内でぶら下がっている状態にあります(下図)。
また、骨盤内には子宮以外にも膀胱や腸の一部がおさまっており(図2-A)、これらの骨盤内臓器は「仙骨」と「腸骨」と、さらに骨盤の底部を形成している「骨盤底筋群」によって支えられ守られている状態にあります。
血液循環
もしも子宮を含む内臓の位置が正常であれば(図2-A)、骨盤内を走行している血管を流れる血液は潤沢に流れ、骨盤内臓器の組織と機能を正常な状態に保つための内部環境が整っている状態が持続します。
神経と筋肉と膜組織
子宮の活動は、背骨を貫いて下降してくる神経を介して脳によってコントロールされています。そしてその位置と形状は、前出の骨盤内靭帯のほかに全身に張り巡らされた膜組織の張力によっても支えられています(下図右)。
また、「仙骨」と「腸骨」によって形成される骨盤は、いくつかの主要な筋肉の張力によって正常な位置と形状を維持しています(下図では大腰筋と腸骨筋によって骨盤が正しい位置に維持される状態を示しています)。
以上、子宮周りの構造と骨盤の内部環境についてご説明しましたが、これらの構造一つひとつの状態が、全身の血液循環を潤沢に保ち、子宮が正常な活動をする上でとても重要な意味を持っています。
まとめてみますと、子宮は、大腰筋・腸腰筋その他の主要な筋肉によって正しい位置と形状を維持された骨盤内に正常な状態で吊り下げられていて、尚且つ、腸などの内臓による圧迫や背骨の歪みによる神経の障害、および筋膜による偏った張力を受けていない状況において正常な機能を維持しており、骨盤の状態は全身の血液循環に影響する、ということが言えます。
内部環境が崩れる時
骨盤の「内部環境」の異常の原因として
特に多いのは【骨盤のズレ】があることです。
【骨盤のズレ】とは正確には「仙骨」と「腸骨」の繋ぎ目である関節(仙腸関節)が離開して関節がズレることを言います。このとき、関節を支えている靭帯に負担がかかるので激痛が走ることがあります。
【骨盤のズレ】は骨盤が広がる原因です。出産時は仙腸関節が離開して骨盤が広がり胎児が通過しやすいようになりますが、仙腸関節の離開が回復しないと広がった骨盤内には内臓が下垂して骨盤内部の血液循環を阻害して代謝の不良を起こします。このとき子宮には過度の圧迫が加わります(図2-B)。
また、【骨盤のズレ】は靭帯によってぶら下がっている子宮の位置を変化させて、子宮自体に歪みを引き起こします(下図右)。
出産特有の心理的ストレスの影響
安全な出産ができるかどうかの不安や、生まれてくる胎児のこと、産後の生活面、夫婦関係の問題など、心理的なストレスが原因で子宮周りの血行不良や代謝不良が起きていたり、子宮自体が緊張を起こして硬くなっているケースがあります。
更に、女性特有の課題として、【女性としての在り方】や【女性としての尊厳】というテーマも子宮という臓器に関わってくると考えられます。その為、抱えている心理的ストレスには「自分の在り方」や「存在意義」、そして何よりも【女性としての在り方】を問われることに直結していることが多く、相談できずに一人で悩みを抱えている方の潜在数は多いと思われます。
内部環境が崩れた結果
人体にはもともと異常を回復させる力(治癒力)が備わっていますが、内部環境が崩れている状態では骨盤内の主要な筋肉や底筋群、あるいは子宮や卵巣を包んでいる膜組織に”固着”が起きており、産後の疲労や出血を回復させる修復力が十分に発揮されません。
また、帝王切開をした場合には、手術後の腹膜の”固着”によって子宮や卵巣の位置がズレてしまうことがあり、更には、腹膜の”固着”による張力が胃、肝臓、心臓、肋骨、腸、骨盤底筋群、太ももの筋肉にまで影響して正常な活動を阻害することがあります。
当院における対処
むくみ、出血、睡眠不足
および心理的ストレスに対しておこなうこと
筋肉の機能と骨盤のズレの改善
骨盤のズレを改善する上で、周囲の筋肉の機能を回復させることは非常に重要です。骨盤だけを矯正しても筋肉の機能が回復していなければ骨盤のズレは再発してしまうものです。
そのため当院では、キネシオロジーの筋反射テストを活用して骨盤周囲を含む全身の筋肉のバランスと機能をチェックして修正します。
また、骨盤のズレの矯正にはSOTブロックを用いて、お客様の体重を利用した安全な方法をおこないます。ここまでの過程だけでも体の感覚の大きな変化を感じられるお客様が多くいらっしゃいます。
お腹への施術
お腹への施術は、骨盤のズレを矯正した上で子宮や卵巣に対する間接的なアプローチをおこないます。
炎症や癒着、内臓膜の固着がある場合でも、手技によって腹部全体の悪液質化(体内酸化)と血液の循環を改善させることで異常を起こしている局部の自然治癒能力の働きと効果が向上します。具体的には、老廃物の除去と組織の修復の能力が向上します。
メンタルアプローチ
心理的ストレスに対するアプローチはコーチングやアロマ、ヒーリング技術などを用いておこないます。妊娠出産中のストレスや産後の不安はもちろんのこと、自己の存在価値や女性としての在り方・喜び、世間体からの解放など、いま現在の考え方に至るまでの過程を振り返りながら、新しい選択ができるようにサポートしていきます。
心理的ストレスが解放されると、それまで緊張していた腹部が緩んで子宮への圧迫や血行不良が改善されます。
栄養指導
症状が重い場合には、炎症によって発生する活性酸素をいち早く除去して自然治癒能力による修復能力を高めるために、サプリメントをご提案させていただくことがあります。施術と合わせて飲んでいただくことによってサプリメント単体で飲むよりも効果が上がります。
現在すでに飲んでいるサプリメントがある場合には、施術と合わせてお飲みいただくことで今までとは違う効果を感じていただけることもあります。
どのようなサプリメントをご提案できるかは直接お尋ねください。
総合療術だからこその強み
ナチュラル メディケアでは、投薬や手術に頼ることなく、お腹への施術と、アロマやフラワーレメディ、コーチング(NLP)、ヒーリング、キネシオロジー、SOT骨盤矯正、筋筋膜リリース法、マタニティクラニアルなどを用いて、体と心の両面に優しくアプローチしていきます。もちろん、プライベートな内情に関しては一切の守秘責任を負っていますので、どうぞご安心下さい。
産後の症状に限らず、子宮内膜症、月経不順、月経に伴う各部の痛み、PMSなどのさまざまな症状や、不妊、女性の尊厳に関わる心理的ストレスなど、女性特有の症状でお悩みの方に一日でも早く安心した生活を取り戻していただけるように最善を尽くしてまいります。施術をご希望の場合は初回キャンペーンをご活用ください。
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ナチュラル メディケア
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